柳病院では定期的に医学研修生を受け入れております。
実際に研修を終えられた研修生のご感想を頂きましたので掲載いたします。
地域医療実習を終えて
研修医:恒吉信吾 研修期間:平成28年12月1日〜12月31日
私は公立総合八女病院で研修させていただいており、今回地域医療として1ヶ月間柳病院で研修させていただきました。その中で印象に残っていることは、疾病のみでなく患者さんの生活を最重要視していることでした。今までの研修病院は急性期病院であり、患者さんの生活を考えているものの疾病中心の医療でした。柳病院では柳育会の訪問事業・通所リハビリなどを通じて、退院後の院外での患者さんの生活を実際に視ることができ、より深く患者さんの背景について考える良い機会となりました。また多職種の方が様々な方向から地域を支えていることで、大学病院を中心とした急性期病院も成り立っているのだと感じました。
将来、八女市とよく似た環境での開業を考えており、柳病院での地域医療研修を活かせるよう今後も精進したいと思います。最後になりましたが、先生方、スタッフの皆さん、講義・ご指導いただきありがとうございました。
地域医療実習を終えて
研修医:菊池真介 研修期間:平成29年1月4日〜1月31日
この度、公立八女総合病院 初期臨床研修プログラムの一環として、医療法人 柳育会 柳病院で1ヵ月間の地域医療臨床研修をさせていただきました。
このプログラムでは、柳病院、八女リハビリ病院、グリーンビュー希望ヶ丘、新やなぎ健診クリニック、新やなぎ在宅支援センター、デイサービスセンター長峰の丘、メディカルフィットネス イーストなど多くの施設で多彩な研修を行うことができました。特に訪問診療や訪問看護・リハビリテーションなど、在宅医療の実際を目にすることができ、とても貴重な経験となりました。将来は神経内科医として、神経難病の患者さんと共に歩む医療を目指していますので、この経験が役立つ日が必ず来ると考えています。
たった1ヵ月の研修期間では地域医療の一端に触れただけで終えてしまったように思いますが、今回の研修で得た経験を持ち帰り、今後の診療に活かしていきます。
最後になりましたが、ご指導いただいた先生方、関係者の皆さまに厚く御礼申し上げます。