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内視鏡センターについて|柳病院のご案内

内視鏡センターでは、主に胃や大腸の検査から診断、治療までを消化器病専門医が行っています。
さらに、肝臓、胆のう、膵臓の癌や炎症性の疾患についてもCTやMRI、超音波内視鏡(EUS)などを使用し診断・治療を行っています。
健康診断で異常を指摘された場合の二次検診(精密検査)も行っておりますので、お気軽にご相談ください。

内視鏡とは

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内視鏡とは、お腹を切開することなく、胃や大腸の中の様子をカメラにて撮影し、テレビモニターで病巣を確認することができる技術です。
当院では、この内視鏡を駆使し胃がん・大腸がんの二次検査から、病状によっては手術まで対応しております。

内視鏡センターの検査実績

当院内視鏡センターでは、年間約1500例程度の実績があります。(1863件/2017年度実績)
内視鏡検査は予約制となり、優先的に行いますが、症状により絶食でお越し頂きますと、当日の検査も柔軟に対応させて頂きます。
当院は、日本胆道学会指導医のもと、胃カメラ・大腸カメラの検査はもちろん、胃や大腸のポリープを切除したり、胃瘻造設術や高度な技術が求められる胆道・膵管の検査や処置も行っています。お気軽にご相談ください。

二次検査(精密検査)のご予約について

健康診断などの結果で2次検査(精密検査)が必要な場合、まずはお電話にてご予約をお願いたします。

2次検査(精密検査)ご予約
電話(0943)23-2176
(お電話受付時間:平日13:00~17:00)

内視鏡手術とは

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従来はお腹や胸を大きく切開して手術をしていたところを、小さな穴(直径2㎜~10㎜)をお腹等に数箇所開け、CCDカメラと小さなマジックハンドの様な器械を挿入し、お腹(胸部)の中で手術・治療を行います。
※手術は診療部門の手術室がご対応させていただきます。

イメージ: メリット
傷が小さいため
 術後の痛みが少ない
 傷跡が小さく目立たない
 回復期間が短い
 お腹の中の癒着が少ない
イメージ: デメリット
手術中十分な視野が確保しづらく、必要により手術中に開胸・開腹手術に変更する場合がある。

EVIS X1

当院は令和7年3月にオリンパス製の内視鏡システムEVIS X1を導入しました。EVIS X1シリーズは、TXI・RDI・EDOFなどの技術により、内視鏡診療の質をこれまで以上に向上させた機器です。

EVIS X1

TXI

TXIは、通常光の情報に基づき、「明るさ補正」「テクスチャー強調」「色調強調」の3つの要素を最適化する画像技術です。
ハレーションを起こさずに暗部を明るくし、画像上のわずかな構造の変化や色調の変化を視認しやすくすることができます。

TXI

RDI

RDIは、赤色・琥珀色・緑色の狭帯域光を用い深部組織のコントラストを形成する技術です。
処置前の深部血管や出血時の血液の観察がしやすくなり、より安全かつ迅速な止血処置や手技をサポートすることができます。

RDI

EDOF

EDOFは、遠点・近点それぞれにピントを合わせた2つの画像を合成することで、広範囲にピントの合った内視鏡画像を生成する技術です。
通常観察から拡大観察まで、内視鏡検査のさまざまな場面において明瞭な観察画像を得られ、検査の高精度化をサポートすることができます。

EDOF

【提供元:オリンパスマーケティング株式会社】

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